急性期治療を中核にした都市型の精神科病院

医療法人聖和錦秀会 阪本病院

精神科・神経科・心療内科・内科




ふきのとうプログラム紹介

皆さまこんにちは!いよいよ春到来ですね。長瀬川沿いの桜並木にも花が咲き始めました。サクラサクラサクラ
ふきのとうでもお花見やお散歩、桜餅作りの会など、春らしい催しを沢山企画している最中です。ニコニコスマイル

さて、今回はふきのとうで行われているプログラム「ふまねっと運動」を紹介したいと思います音符音符

「ふまねっとって何だい!?」と不思議に思われる方がほとんどだと思いますので、以下にふまねっとの紹介を転載します!!

『ふまねっと運動とは、50センチ四方のマス目でできた大きな網を床に敷き、この網を踏まないようにゆっくり慎重に歩く運動です。
 マス目を利用したステップがたくさん用意されており、このステップを間違えないように「学習」しながら歩行のバランスを改善する「運動学習プログラム」です。集団で交差して歩くこともできるので、レクレーションとしても楽しむことができます。』
NPO法人地域健康づくり支援会ワンツースリー ふまねっと紹介ページより抜粋)


これがふまねっとです
これがふまねっとです

ふきのとうでふまねっとを実施してみると、初めは床上に敷かれた怪しげなあみに皆様けげんな表情を浮かべておられましたが、運動が始まると、ご利用者様の皆様が笑顔で取り組まれ、普段よりも大きな歩幅で歩かれる姿がとても印象的でした。

その中のおひとり。転倒・骨折を経験し、歩くことに不安を感じて車椅子にお座りの男性利用者様。
普段は立ち上がるのがやっとの方ですが、ふまねっとでは職員と一緒に歩き、あみを踏まないように歩くことで自然と大股歩きになり、ゴールまで到着出来ました!
ご自身でも「歩けたなぁ!」と驚かれた様子で、その後も「歩こうか!」と自ら希望されて運動に取り組まれました。
また、「今日はふまねっとの日やね」や「私ふまねっと楽しみに来てるんです」「あれやると楽しいわ」など、ふまねっと運動を楽しみに来所されるご利用者様が沢山おられます。

ふまねっとを用いた研究も行われていて、高齢者が継続的に「ふまねっと」を実施することで、認知機能が改善したり、歩行機能が改善するなどの効果が示されています。

認知症を抱えた方にとって、「転倒→骨折→寝たきり→認知症症状の進行」に至る場合が多く見られるため、「こけない体づくり」は健康を保つためにも非常に重要です。

ふきのとうでは、ふまねっとのほか、ゲームや体操、外出など様々な活動を通じてご利用者様に楽しみながら体を動かす機会を積極的に提供させて頂き、身体機能の向上からも認知症症状の改善に取り組みたいと考えています。




更新日:2016年04月04日
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